本学は2024年11月に「国際卓越研究大学」に認定されました。「国際卓越研究大学」とは国際的に卓越した研究の展開及び経済社会に変化をもたらす研究成果の活用が相当程度見込まれる大学を国が認定し支援する新しい制度です。

国内の多くの大学が認定を希望したなかで、審査の結果、東北大学が制度として初の「国際卓越研究大学」に選ばれました。私たちの変革への意志(ビジョン)とコミットメントが評価されたことは大変喜ばしいことであり、同時に大きな責任を感じております。
日本の研究力低下が叫ばれるなか、今こそ大学は変わらなければなりません。東北大学は国際卓越研究大学認定第1号として日本の大学改革を先導し、変革の結節点になりたいと考えています。これからも世界的に卓越した研究、指導的人材の育成、社会の多様なパートナーとの共創を通して平和で公正な人類社会の実現に貢献してまいります。

東北大学総長
冨永悌二

What is a "University for International Research Excellence" ?

「国際卓越研究大学の研究及び研究成果の活用のための体制の強化に関する法律」(令和4年11月15日施行)に基づく制度です。
国公私の設置形態にかかわらず、世界と伍する研究大学となるポテンシャルのある大学を認定し、大学ファンドによる助成等、 総合的な支援がおこなわれます。

審査の過程

2022年

12月 公募開始

2023年

3月 公募締切(意向表明書/体制強化計画(第一次案)提出)

6月 アドバイザリーボードによる面接審査

7月 アドバイザリーボードによる現地視察

9月 国際卓越研究大学の認定候補に選定

2024年

6月 アドバイザリーボードより国際卓越研究大学の認定及び体制強化計画の認可の水準を満たし得るものとの審査結果が公表

11月 国際卓越研究大学の認定

12月 国際卓越研究大学研究等体制強化計画の認可

国際卓越研究大学認定第1号を機に、 私たちの行動指針となる言葉(タグライン)を旗印として掲げ、 さまざまな情報発信をしてまいります。

人を動かし心を熱くさせることができる人、そして、秀でたアイディアをもとに リーダーシップを発揮する人を表す mover and shaker という言い方があります。

世界中からそんな人々が集い、 育ち、活躍する場を創造すること。そして、変革の結節点となり世界に貢献するという私たち東北大学の決意を込めました。

Commitment for Impact

「研究第一」「実学尊重」の建学理念、さらには東日本大震災での課題解決の経験に立脚し、研究の卓越性を妥協なく追求することを通して社会価値を創出します。

Commitment for Talent

既成概念を打ち破り日本で初めて女子学生を受け入れた「門戸開放」の精神を踏襲し、世界から多彩な才能を惹きつけ、その力を開花させ、人類の未来に貢献します。

Commitment for Change

目標達成に向け変化を恐れず大胆に挑戦する決意をもって、経営およびガバナンスの高度化を図るとともに、将来を見据えて不断に見直し、継続的に改革します。

平和で公正な人類社会の実現に貢献
建学の理念を礎として知・人材・社会価値を創出

新たな知識経営体として機能拡張し、社会・世界への波及を拡大

研究体制の戦略的トランジション

研究体制の戦略的トランジションとして、研究者の研究時間を確保し、初期・中堅キャリア研究者(EMCR)が独立環境で野心的な研究に挑戦できる、活力ある新たな研究体制を構築します。

世界最先端フラッグシップファシリティ

民間投資を活用して本学独自のフラッグシップファシリティを強化することにより、異次元の共創を展開します。

大学院変革・学部変革

国際性・開放性を基軸とする大学院変革として、全学の大学院マネジメントを一元化する「高等大学院」を創設。また、研究大学にふさわしい学部変革として、国際的に活躍できる能力に主眼を置いた全学教育を展開する「ゲートウェイカレッジ」を新設します。

機動的で責任ある経営とガバナンス

運営方針会議の設置をはじめとするガバナンス体制を整備、環境の変化に機動的に対応し、組織の裁量権や戦略性を高め成長を促す経営を実現します。