UIデザインの基本は、ユーザーにストレスを与えないこと

また、コンビニエンスストアといえば、セルフサービスのコーヒー販売においてもUIデザインに関する課題が生じたこともありました。セルフサービスのコーヒー販売は、レジでカップを受け取り、自分でコーヒーメーカーを操作するものですが、サイズの選び方などが分かりにくいという意見が続出したのです。グラフィックデザインの観点では優れたコーヒーメーカーでしたが、店舗側で分かりやすく書き直したシールを貼るなど、対応を余儀なくされました。
このケースは、UIデザインが考慮されていなかった典型の一つだといえます。見栄えを重視したビジュアルデザインばかりにこだわり、使い勝手、分かりやすさを重視したUIデザインへの配慮がなかったのだといえます。

元ニジボックス 執行役員、TRTL Studio株式会社 CEO、その他顧問やエンジェル投資家として活動

コンサルティング会社でのUI開発経験を持つ技術者としてキャリアをスタート。リクルートホールディングス入社後、インキュベーション部門のUX組織と、グループ企業ニジボックスのデザイン部門を牽引。ニジボックスではPDMを経てデザインファーム事業を創設、事業部長に就任。その後執行役員として新しいUXソリューション開発を推進。2023年に退任。現在TRTL Venturesでインド投資・アジアのユニコーン企業の日本進出支援、その他新規事業・DX・UX・経営などの顧問や投資家として活動中。
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